【ソウル聯合ニュース】韓国で4月に実施される総選挙に向け、最大野党「共に民主党」を離党した李洛淵(イ・ナギョン)元代表と与党「国民の力」を離党した李俊錫(イ・ジュンソク)元代表が14日、ソウル市内で会合を開き、二大政党による既得権益の政治を打破することで一致し、「第三極」の連携の必要性で原則合意した。
会合には共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表体制に反発し、同党を離党した金鍾民(キム・ジョンミン)議員も出席した。
3人はそれぞれ新党の結成を進めている。総選挙を控え、第三極の連携などについて意見交換したとみられる。
金氏は会合後、記者団に「新党結成の準備はそれぞれが行っても二党の既得権益の打破という民心に必ず応えなければならないということで共感した」として、「それぞれの新党結成準備委員会が発足すれば本格的に対話と協議を行うことにした」と明らかにした。