尹大統領の支持率33%に上昇 与党36%・最大野党34%=韓国

【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップは12日、全国の18歳以上の1002人を対象に9~11日実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は前回調査(先月12~14日)から2ポイント上昇した33%となったと発表した。不支持率は前回調査より3ポイント下落した59%だった。

 支持する理由は「外交」(23%)が最も多く、「経済・国民生活」「全般的によくやっている」(いずれも6%)、「国防・安全保障」(5%)などと続いた。支持しない理由は「経済・国民生活・物価」(16%)、「拒否権の行使」(10%)、「外交」「コミュニケーション不足」(いずれも7%)、「独断的・一方的」「全般的によくやっていない」(いずれも6%)の順だった。

 政党支持率は保守系与党「国民の力」が36%、革新系最大野党「共に民主党」が34%で、ともに前回調査と変わらなかった。革新系野党「正義党」も前回と同じ3%で、支持政党がない無党派は25%だった。

 将来の政治指導者の支持率では共に民主党の李在明(イ・ジェミョン)代表が23%、国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長が22%だった。韓氏の支持率は法務部長官だった昨年6月から同調査の対象となって以来上昇を続け、今回は過去最高を記録した。

 国会議員を選ぶ基準としては「清廉で道徳的な人」が25%で最多だった。次いで「決断力・推進力のある人」(24%)、「能力・経験がある人」(22%)、「コミュニケーション・調和する人」(17%)、「政治の新人・斬新な人」(6%)の順だった。国会議員になってほしくない人では「公益より私益を求める人」(32%)との回答が最も多かった。

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