李在明代表率いる共に民主、「選挙介入」黄雲夏・「収賄」盧雄来議員も公認 韓国総選挙

 韓国野党・共に民主党は11日、李在明(イ・ジェミョン)代表をはじめ盧雄来(ノ・ウンレ)議員や黄雲夏(ファン・ウンハ)議員など裁判中の議員を含む89人に対し、次の総選挙に向けた公認の検証で「適格」判定を下した。

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 李代表は大庄洞、慰礼新都市、城南FC、ペクヒョン洞疑惑、選挙法違反、偽証教唆などの容疑で起訴され、複数の裁判が同時進行中だが、仁川桂陽選挙区からの出馬資格が認められた。盧雄来議員は2020年に実業家のパク某氏から京畿道竜仁市の物流センター開発、太陽光事業、発電所納品などでの請託とともに6000万ウォン(約660万円)を受け取った容疑で昨年3月に在宅で起訴され、現在一審の裁判が行われている。

 黄雲夏議員はいわゆる「蔚山市長選挙介入事件」で昨年11月に一審で懲役3年が宣告されたが先月控訴した。黄議員は今回共に民主党の検証を通過した結果、大田市中区選挙区から再選に挑戦できるようになった。朴柱民(パク・チュミン)議員は2019年4月26日に高位公職者犯罪捜査処(公捜処)法などをファーストトラック(迅速処理)案件とする際、野党関係者らを他の共に民主党議員らと共に暴行した容疑で起訴されたが、昨年7月以来裁判が行われていない状態で今回党から公認されることになった。

 申成植(シン・ソンシク)元水原地検長は、韓国与党・国民の力の韓東勲(ハン・ドンフン)非常対策委員長とチャンネルA記者との虚偽の通話記録を捏造(ねつぞう)し、KBS放送記者に渡した容疑で裁判が進行中だが、今回公認され全羅南道順天・広陽・谷城・求礼甲選挙区から出馬することになった。

 前回の第21代総選挙でセクハラ問題でカットオフ(公認排除)となった鄭鳳株(チョン・ボンジュ)元議員も検証を通過した。鄭元議員は大法院(最高裁に相当)で無罪が確定している。

キム・ギョンピル記者

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  • ▲韓国野党・共に民主党の黄雲夏(ファン・ウンハ)議員と盧雄来(ノ・ウンレ)議員/NEWSIS、ニュース1

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