【ソウル聯合ニュース】今年3月でオープン10周年を迎える韓国・ソウルの東大門デザインプラザ(DDP)が昨年、過去最大の収入と最多来場者数を達成した。DDPを運営するソウルデザイン財団が11日、発表した。
昨年のDDPの総収入は166億ウォン(約18億3200万円)、稼働率は74.0%を記録した。施設の補修期間や休日を除けば、年中展示場が埋まっていたことになる。
昨年の収入の内訳は展示場のレンタル料が107億ウォンで最も大きな割合(64.5%)を占め、テナント賃貸料が37億ウォン、駐車場が17億ウォン、その他が5億ウォンだった。
昨年の施設運営の財政的な自立度は105.9%に上った。財団は、増加した収入は光の祭典「ソウルライト」などDDP独自のコンテンツに再投資され、来場客を増やす好循環を生んだと説明した。
昨年の来場者数は1375万人で、オープン以来最多を記録した。なかでも、昨年9月のソウルライト開催期間には1日6万人がDDPを訪れた。
ソウルデザイン財団の李ギョン暾(イ・ギョンドン)代表理事は、「DDPはソウルの魅力を最もよく伝える施設としてランドマークの役割を果たしている」として「最高の業績を収めた2023年を足掛かりに引き続き財政的な自立度を高め、市民に質の高いコンテンツを届けるために世界的な展示を企画・誘致する」と述べた。