韓国・朴外相が退任 4月の総選挙に出馬へ

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の初代外交部長官として1年8カ月間在任した朴振(パク・ジン)氏が10日、退任した。

 朴氏はこの日午前、ソウルの外交部庁舎で開かれた離任式で「在任20カ月の間に計38回の出張で飛行距離約54万キロ以上、地球を13周近く回りながら汗を流した」として「共に過ごした時間を大切な思い出としてしまっておきたい」と述べた。

 当選4回の現役国会議員である朴氏は、4月の総選挙への出馬を表明している。

 朴氏は2022年5月に外交部長官に就任。尹政権初期の外交政策履行において中心的役割を果たした。

 韓日と韓米日3カ国の協力関係を復活させ、尹政権が掲げるインド太平洋戦略と国際社会に対する積極的な「寄与外交」の枠組み作りを主導したと評価される。

 朴氏の後任には、元国連大使の趙兌烈(チョ・テヨル)氏が任命された。

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