◇あさってにかけ大雪に ソウルで最大10センチ以上の積雪
韓国では9日から10日にかけて京畿道内陸で最大15センチ以上、ソウルで最大10センチ以上の積雪が予想される。10日までの予想積雪量は江原道の内陸と山間部、忠清北道北部で5~15センチ(江原道の山間部で最大20センチ以上)、京畿道内陸、慶尚北道北部と南西部の内陸、北東部の山間部で5~10センチ(最大15センチ以上)、ソウル市、仁川市、京畿道西海岸、江原道東海岸、大田市、世宗市、忠清南道内陸、忠清北道中部と南部、全羅北道東部で3~8センチ(最大10センチ以上)、済州島山間部で3~8センチなど。
◇「宇宙航空庁」新設へ 国会常任委で特別法制定案可決
国会の科学技術情報放送通信委員会は8日、小委員会に続き全体会議を開き、「宇宙航空庁の設立および運営に関する特別法(宇宙航空庁法)」制定案と「宇宙開発振興法」改正案を可決した。宇宙航空庁法制定案が9日の国会法制司法委員会を経て国会本会議を通過すれば、法の公布から4カ月を経過した5~6月ごろ、韓国版NASA(米航空宇宙局)となる「宇宙航空庁」が発足すると見込まれる。
◇海上の南北緩衝区域 韓国軍「もはや存在せず」
韓国軍は、北朝鮮軍が7日まで3日連続で黄海上の韓国の西北島しょ付近で砲撃を実施したことにより、2018年の南北軍事合意に基づく海上の緩衝区域が事実上消滅したとの認識を示した。韓国軍の計画に基づき海上で射撃訓練を再開する方針も示した。韓国軍合同参謀本部の李誠俊(イ・ソンジュン)広報室長は定例記者会見で「北は軍事合意に約3600回違反し、黄海上で3日間、砲兵射撃を実施した」としながら「(海上の)敵対行為の中止区域はもはや存在しない」と述べた。
◇情報機関「北がハマスに武器供給」 部品写真を公開
情報機関の国家情報院(国情院)は、イスラム組織ハマスが北朝鮮製の武器を使用しているとする米政府系メディアのボイス・オブ・アメリカ(VOA)の報道に関連し、「同じように判断している」との見解を示した。VOAが5日公開した写真では、ロケット弾発射機の信管の部分に表記されたハングルが識別できる。VOAの報道を受け、国情院もハングルの表示がある信管の写真1枚を公開した。国情院は「北がハマスなどに武器を提供した規模と時期に関して具体的な証拠を収集・蓄積している」と強調した。