韓国 けさのニュース(1月8日)

◇気温急降下し朝は氷点下10度前後 日中も氷点下に

 週明け8日、韓国は内陸部を中心に寒波注意報・警報が発令されており、朝の気温は首都圏で氷点下10度前後まで下がった。前日に比べ10度前後低く、厳しい寒さとなっている。日中の最高気温も氷点下1度~6度にとどまると予想される。全国的に晴れているが、北部や首都圏などは夜以降、雲が広がる見通しだ。

◇外相候補者 きょう国会で人事聴聞会

 国会外交統一委員会は8日、国会で趙兌烈(チョ・テヨル)外交部長官候補者の人事聴聞会を開き、道徳性や政策専門性などを検証する。聴聞会では、朴槿恵(パク・クネ)政権時代に徴用訴訟の再上告審判決を故意に遅らせた「裁判取引」に朴氏が関与したとされる疑惑を巡り、与野党の攻防が予想される。このほか、徴用問題で政府傘下の財団が日本企業に代わって賠償金を支払う解決策「第三者弁済」や対米・対中外交政策など、外交の懸案に関する質疑応答も予定されている。

◇韓国中銀から政府への一時融資 昨年12.9兆円で過去最大

 韓国銀行(中央銀行)が国会企画財政委員会に所属する最大野党「共に民主党」の梁敬淑(ヤン・ギョンスク)国会議員に提出した資料によると、昨年政府が韓銀から一時融資を受けた金額は計117兆6000億ウォン(約12兆9000億円)だった。新型コロナウイルスの感染拡大により政府の支出が拡大した2020年の融資額(102兆9130億ウォン)を上回る規模で、年間では一時融資額と利子のいずれも過去最大となった。

◇CESに過去最大の「統合韓国館」 32機関・443社参加

 政府は9~12日に米ラスベガスで開催される世界最大のデジタル技術見本市「CES」で、過去最大規模の「統合韓国館」を運営すると発表した。産業通商資源部と大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によると、地方自治体、関係機関、大学など32機関と443社が参加し、昨年(135社)の3倍以上の規模となる。今年は中小ベンチャー企業部とソウル市が初めて参加する。CES出展企業の統合韓国館への参加率が昨年の19%から今年は58%に増加するなど、統合韓国館の存在感が大幅に高まった。

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