【ソウル聯合ニュース】韓国の朴振(パク・ジン)外交部長官は5日、近く退任するのを前に日本の上川陽子外相と電話会談を行った。
朴氏は尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権が発足した2022年5月に外交部長官に就任した。今年4月に実施される総選挙への出馬が有力視されている。
韓国外交部によると、電話会談は約35分間行われた。
両氏は昨年の下半期だけで3回会談するなど、緊密に意思疎通し両国関係の発展のため取り組んできたことを評価し、今後も協力を続けることで一致した。また、韓中日3カ国の首脳会談を早期に開催できるよう、引き続き努力することで合意した。
上川氏は朴氏が退任後も両国関係に関心と支援を送るよう呼びかけた。朴氏は謝意を表明し、今後も両国関係の発展のため努力する考えを示した。
朴氏は能登半島地震を受け、お見舞いのメッセージを伝えるとともに、災害が早期に収束し、被災者が早く日常に戻れることを祈ると表明した。