◇北朝鮮がロシアに弾道ミサイル提供 ウクライナ攻撃に使用
米政府は4日(現地時間)、ロシアが北朝鮮から弾道ミサイル数十発の提供を受け、そのうちの一部を既にウクライナの攻撃に使用したと明らかにした。米政府の当局者は、北朝鮮がロシアに弾道ミサイルを提供したとする米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの報道に関して、聯合ニュースの質問に対し「われわれが入手した情報は、北朝鮮が最近ロシアに弾道ミサイルの発射台と数十発の弾道ミサイルを提供したことを示している」と述べた。韓国軍当局は昨年11月、北朝鮮が昨年ロシアに砲弾のほか携帯用対空ミサイルや短距離弾道ミサイルを提供した可能性があると明らかにしていた。
◇昨年の国民年金収益11兆円 収益率過去最高
国民年金公団は昨年、基金運用により100兆ウォン(約11兆円)を超える収益を上げ、公団内に基金運用本部が設立されて以来最高となる12%以上の収益率を達成した。国民年金基金がこうした実績を収めたのは、昨年の証券市場の好況によるところが大きい。昨年は世界的に景気低迷への懸念が高まっていたが、米連邦準備理事会(FRB)が引き締め基調を緩和したことや堅調な業績を上げた企業がハイリスク・ハイリターンの資産を好んだことで証券市場が上昇傾向を示した。
◇国連 今年の韓国成長率見通し2.4%と予想
国連経済社会局は4日(現地時間)に公表した報告書で、今年の世界の経済成長率見通しを2.4%と予想し、昨年5月の報告書から0.1ポイント下方修正した。韓国経済は2023年に1.4%(推定値)成長したのに続き、24年は2.4%と成長の勢いが増すとの見通しを示した。これは韓国銀行(中央銀行)が昨年11月に発表した24年の経済成長率見通し(2.1%)に比べて楽観的な数値だ。報告書は韓国経済について「民間消費の鈍化は、物価高が続いて実質賃金が下落したことを反映している」としながらも「金融政策の引き締めや金融費用の上昇にもかかわらず、23年は民間投資が緩やかに回復し、24年の成長率見通しを高めることに寄与した」と評価した。