韓日の経済団体 10日に東京で首脳懇談会

【ソウル聯合ニュース】韓国経済団体の韓国経済人協会と日本の経団連は10~11日、東京で両団体首脳の懇談会「韓日財界会議」を開く。

 懇談会は2022年7月にソウルで開催されて以来で、日本で開かれるのは19年11月以来となる。

 懇談会では両国の経済動向や共同事業などについて意見交換する見通しだ。韓国経済人協会の前身の全国経済人連合会(全経連)と経団連は昨年3月、「韓日・日韓未来パートナーシップ基金」の創設を発表。両団体が1億円ずつを拠出して基金を共同で運用することにしている。また、共同事業が拡大すれば、両国の主要企業にも参加を要請することで一致した。今回の懇談会では共同事業の具体的な方向性が示される可能性がある。

 両団体は両国経済界の相互理解を促進し、親睦を図ることを目的として1982年に首脳懇談会を初開催し、翌年から毎年定例で行ってきた。2020年と21年は新型コロナウイルスの影響で開催が見送られたが、22年に再開された。

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