◇一人暮らしが主流に 単身世帯が42%
韓国で1人世帯の割合が4割を超えたことが4日までに分かった。行政安全部によると、住民登録上の世帯数は昨年12月時点で2391万4851世帯だった。2022年12月の2370万5814世帯より0.9%増加した。このうち1人世帯は993万5600世帯で、22年12月から21万1344世帯増え、全体を押し上げた。1人世帯が占める割合は42%に達した。
◇国民年金受給者 半数が月受給額5万円に満たず
国民年金公団がこのほど公表した統計(2023年9月末基準)によると、国民年金のうち障害年金と遺族年金を除く老齢年金の受給者数は540万753人だった。このうち、毎月の受給額が20万ウォン(約2万2000円)未満の人が11.9%(64万6871人)、20万ウォン以上40万ウォン未満の人が38.0%(207万112人)を占め、合わせて49.9%の人の受給額が40万ウォンに満たなかった。
◇毎日たばこを吸う人の割合 10年間で大幅減
韓国の15歳以上の国民のうち、毎日たばこを吸う人の割合がこの10年間で大幅に減少したことが分かった。保健福祉部と疾病管理庁の資料によると、15歳以上の韓国国民の毎日喫煙率は21年時点で15.4%だった。10年前の11年(23.2%)から7.8ポイント下落した。毎日喫煙率とは、生涯に紙巻きたばこを100本(5箱)以上吸い、現在も毎日紙巻きたばこを吸う人の割合を指す。
◇景福宮の落書き消去作業完了 きょう外壁公開
ソウルにある朝鮮王朝時代の王宮・景福宮で16日から17日にかけて外壁がスプレー塗料で落書きされた事件で、文化財庁は4日午前、景福宮の迎秋門と国立古宮博物館の側門周辺に設置していたフェンスを撤去し、落書きの除去作業を終えた外壁を公開する。文化財庁は同日、国立古宮博物館で記者会見を開き、これまでの作業経過を説明するとともに同様の事件の発生を防ぐための総合対策を発表する予定だ。