襲撃された韓国最大野党代表 一般病室に=「絶対安静必要」

【ソウル聯合ニュース】韓国南部・釜山で2日に首を切り付けられてソウル大学病院に搬送された革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は3日午後、集中治療室から一般病室に移った。同党が発表した。

 李氏は2日に60代の男に首の左側を刃物で切りつけられ、内頸(けい)静脈に損傷を負った。ソウル大学病院に移送され、約2時間にわたって血管再建術などの手術を受けた。

 共に民主党は「面会できる状況ではなく、当分の間は面会は受け付けない」と明らかにした。同党の関係者は病院で行った記者会見で、「(李氏は)回復しているが、当分の間は絶対的な安静が必要だ」と説明。「手術後、少しの水だけを飲んでいて、抗生剤や鎮痛剤などを投与中」とし、「指標検査は良好な方だ」と伝えた。また、「初期は非常に重篤な状態だった。天運が命を救ったと言っても過言ではない」と述べた。

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