韓国 きょうのニュース(1月3日)

◇尹大統領が各界代表と新年あいさつ 「国民だけ見つめ全力注ぐ」

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は3日、国会議長、大法院長(最高裁長官)、憲法裁判所長、首相、中央選挙管理委員長の「5部要人」と、経済界や労働界、宗教界、国民の代表など約200人を青瓦台(旧大統領府)迎賓館に招き、新年のあいさつを交わした。尹大統領は昨年を振り返り、「内外の状況は大変厳しかったが、国民と力を合わせ、危機を乗り越えることができた」と述べ、「新年も一層強い覚悟で国民だけを見つめ、国民経済のため全力を注ぐ」と決意を新たにした。

◇襲撃された最大野党代表 家族以外は面会謝絶 

 南部・釜山を訪問中、男に刃物で切り付けられた革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表は、3日もソウル大病院の集中治療室で治療を受けている。李氏は前日に釜山大病院で応急処置を受けた後、ソウル大病院に搬送され、約2時間にわたって手術を受けた。同党の朴省俊(パク・ソンジュン)報道官は記者団に対し「李代表は集中治療室におり、家族以外は面会できない」として、党執行部も見舞いに行けていないと伝えた。

◇ポスコグループ会長 次期会長候補から外れる 

 鉄鋼大手、ポスコグループの崔正友(チェ・ジョンウ)会長が次期会長候補から外れたことが分かった。ポスコホールディングスは、会長候補推薦委員会の会議でグループ内から選ばれた会長候補の8人に崔氏は含まれていないと明らかにした。8人の候補者の氏名や崔氏が候補を辞退したのかについては公表しなかった。2018年7月にポスコグループ会長に就任し、21年3月の再任を経て5年以上にわたり会長を務めた崔氏は、今年3月の株主総会を最後に退任する見通しだ。

◇政府「日本の地震による原発への影響ない」

 政府は日本で1日に発生した能登半島地震による韓国の海域と原発への影響はないと明らかにした。国務調整室の朴購然(パク・グヨン)国務第1次長が定例記者会見で伝えた。朴氏は、2011年の東京電力福島第1原発事故を機に韓国内の全ての原発に防水門と排水ポンプを設置し、地震、津波、浸水に徹底的に備えているとし、状況が落ち着くまで原発への影響の確認を続けると説明した。

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