韓国最大野党代表襲撃事件 容疑者は60代男=「殺そうとした」と供述

【釜山聯合ニュース】韓国の革新系最大野党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)代表が襲撃された事件で、釜山警察庁の特別捜査本部は2日、李氏を襲った容疑者は中部・忠清南道に在住する60代の男だと発表した。男は殺意があったと供述したという。

 警察は殺人未遂の疑いで男を調べている。

 男はこの日午前、釜山沖にある加徳島の新空港建設予定地を視察後、移動中だった李氏の首の左側を刃物で刺した疑いが持たれている。男は犯行直後、現行犯逮捕された。

 男は犯行の動機について、李氏を「殺そうとした」と供述した。当初は黙秘していたが、本格的な取り調べで供述を始めたという。党員かどうかや職業などは確認中という。

 男は犯行当時、ジャケットに隠し持っていた刃渡り18センチの刃物で李氏を切りつけた。刃物は昨年、インターネットで購入したという。

 警察は69人で構成された特別捜査本部を立ち上げ、具体的な犯行の動機などを調べている。

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連ニュース
あわせて読みたい