【ソウル聯合ニュース】韓国与党「国民の力」の総選挙(来年4月)に向けた臨時執行部である非常対策委員会が29日、正式に発足した。党の審議・議決組織である常任全国委員会で非常対策委員の任命案が可決された。
非常対策委の委員長は尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の最側近とされる韓東勲(ハン・ドンフン)前法務部長官が務め、10人の委員で構成された。10人のうち8人は韓氏が起用した委員で、現役国会議員1人を除く7人は政治経験のない20~50代の弁護士や市民団体関係者らだ。
一方、国民の力は韓氏が非常対策委員長に指名された21日からの8日間に計7億2040万ウォン(約7900万円)の後援金が寄せられたと明らかにした。今月1~20日の一日平均の後援金(約460万ウォン)に比べ約60倍増加したという。