国家安保室長に張虎鎮・外交部第1次官 秘書室長も交代=尹大統領

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は28日、外交・安全保障政策の司令塔である国家安保室長に張虎鎮(チャン・ホジン)外交部第1次官(62)を任命した。前任の趙太庸(チョ・テヨン)氏は情報機関・国家情報院の院長に指名されている。

 また、金大棋(キム・デギ)大統領秘書室長が辞任したことを受け、後任に李官燮(イ・グァンソプ)大統領政策室長(62)を任命した。

 金氏は記者会見で張氏について、「外交と安保分野で豊富な経験を積んだ外交官」として、「今日の安保というのは一国の自主国防能力だけではなく同盟国との外交関係が極めて重要なため、最適任者だと判断した」と説明した。

 外交部第1次官には金烘均(キム・ホンギュン)駐ドイツ大使(62)を起用した。同氏に関しては北朝鮮核問題と北米外交の専門家とし、「第1次官として主要国との2国間関係を綿密に管理することを期待している」と述べた。

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