【NEWSIS】俳優イ・ソンギュンさん(48)が妻で女優チョン・ヘジン(47)にあててメモの形で残した遺書の一部内容が公開された。
27日夜に放送されたTV朝鮮『ニュース9』では、「昨夜、家を出る前にイ・ソンギュンさんは遺書のようなメモを残した。妻にあてたものは『どうしようもない』『これしか方法がなさそうだ』という内容だった」と報道した。
◆【写真】故イ・ソンギュンさんの遺影…もはや見ることのできないほほ笑み
また、所属事務所HODU & Uエンターテインメント代表にあてたものでは、広告や映画の違約金に関して負担を感じていると言及、「申し訳ない」と書かれていたという。TV朝鮮では「イ・ソンギュンさんが違法薬物関連捜査を受けたことで取り消された映画出演契約や広告の違約金は100億ウォン(約11億円)台に達するものと推定される」と報じた。
イ・ソンギュンさんは27日午前10時30分ごろ、ソウル市鍾路区の臥竜公園近くに止められていた車の中で死亡しているのが発見された。車内にあった着火炭には火をつけた痕跡が見つかった。所属事務所では「どうか故人が最期の道で無念の思いをしないよう、憶測や推測に基づく虚偽事実の流布およびこれらを元にした悪意のある報道は自制してくださいますよう、丁重にお願い申し上げます」と要請した。
祭壇はソウル大学病院葬儀場に設けられ、同日午後から映画・放送界の関係者らが多数、弔問している。