38歳の与党元代表が離党・新党結成を表明 尹大統領批判も=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の与党「国民の力」の李俊錫(イ・ジュンソク)元代表(38)は27日、ソウル市内で記者会見を開き、同党を離党し来年4月の総選挙に向けて新党を結成すると明らかにした。

 李氏は2021年に36歳の若さで保守系の国民の力の代表に就任し注目を集め、昨年3月の大統領選の勝利に貢献した。だが、事業家から受けた性接待の証拠を隠蔽(いんぺい)するよう教唆したとの疑惑や尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と党への非難を繰り返したことなどを理由に1年6カ月の党員資格停止処分を受けた。

 李氏は会見で、「私の選択は私個人に対する処遇のためではない」として、「非常事態に置かれているのは党ではなく韓国だ。変化のない政界を見つめながら待つことはできない」と表明。新党については、「新党ではこの危機を正確に直視する」として、尹大統領の国政運営を批判した。また、「皆さんが一生のうちに買う株の中で最も大きな収益率を保証する株はこの新党に投資する支持と声援」と述べ、支持を呼びかけた。

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