【ソウル聯合ニュース】韓国の統計庁が27日に発表した「人口動向」によると、10月の出生数は1万8904人で前年同月比8.4%減少した。10月としては統計を取り始めた1981年以降最低となった。
ただ、前年同月比の減少幅は8月(12.8%減)と9月(14.6%減)よりは鈍化した。統計庁関係者は「減少傾向が鈍化する兆しが見えるが、8%台の減少はまだ大きい」と述べた。
今年1~10月の出生数は前年同期に比べ8.1%減少した19万6041人で、過去最低となった。
10月の死亡数は前年同月比3.4%増の3万793人だった。10月としては過去最高を更新した。
死亡数が出生数を上回り、10月の人口は1万1899人の自然減となった。人口は2019年11月以降、48カ月連続で自然減が続いている。
10月の婚姻件数は1万5986件で、前年同月比で1.0%増加した。離婚件数は同6.0%増の7916件だった。