韓国 けさのニュース(12月22日)

◇冬至迎え寒さピークに 最高気温氷点下9~2度

 1年のうちで昼が最も短い「冬至」の22日は韓国の大部分の地域で寒波注意報・警報が発令され、強風が吹いて体感温度はさらに低くなりそうだ。首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)と江原道の内陸・山間部、忠清道北部、慶尚北道北部の内陸では最低気温が氷点下15度前後まで下がる見通しだ。最高気温は氷点下9~2度と予想される。全国的に晴れるが、忠清南道の西海岸と全羅道西部、済州島では曇りの予報となっている。

◇ソウルのマイホームは年収15年分 首都圏は9年分に減少

 国土交通部が発表した2022年の住居実態調査の結果によると、年収の何年分で家が買えるかを示す指標(PIR)は首都圏で9.3で、過去最高だった前年(10.1)をやや下回った。年収を全てつぎこんだ場合にマイホームが買えるまでの期間が10.1年から9.3年に縮まったことを意味する。利上げなどの影響で住宅価格が下落したにもかかわらず、ソウルのPIRは21年の14.1から昨年は15.2に増加した。

◇女性信者に性的暴行の宗教団体教祖 きょう一審判決

 大田地裁は女性信者に性的暴行を加えた罪に問われた宗教団体「キリスト教福音宣教会」(通称JMS、摂理)総裁の鄭明析(チョン・ミョンソク)被告(78)の判決公判を開く。検察は「メシアのふりをして多数の女性信者に対し性犯罪を犯し、罪状が重い」として鄭被告に懲役30年を求刑した。被告側は、女性信者らは性的に洗脳されたり抵抗できない状態だったりすることはなく、「自分は神ではなく人間だ」と繰り返し説いてきたとして罪を否認している。

◇現代自「グレンジャー」 国産乗用車販売台数1位に返り咲きへ

 現代自動車の大型セダン「グレンジャー」が今年、国産乗用車のベストセラーモデルの座を2年ぶりに奪還する見通しだ。韓国自動車モビリティー産業協会(KAMA)と韓国輸入自動車協会(KAIDA)によると、今年1~11月に最も多く売れた国産乗用車はグレンジャー(10万4652台)で、2位となった起亜の多目的スポーツ車(SUV)「ソレント」(7万7743台)に2万7000台近い差をつけた。

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