【ソウル聯合ニュース】在韓日本大使館の山本文土公使は21日、ソウル市内で開かれたセミナーで、韓国と日本のインド太平洋戦略は似ているとして、インド太平洋での協力でも両国は「パートナー」と述べた。
また、今年に入り、両国関係が着実に改善しているとし、対話を通じて一歩ずつ関係を前進させることが重要だと強調した。
セミナーは大統領直属の諮問機関、民主平和統一諮問会議などが共催し、インド太平洋戦略と韓日関係の展望をテーマに行われた。
民主平和統一諮問会議の石東ヒョン(ソク・ドンヒョン)事務処長は韓国・米国・日本と北朝鮮・中国・ロシアによる新冷戦の構図が固まる中、来年には韓米日3カ国の政治日程などで韓日・韓米日の協力関係に影響が及ぶ可能性があるとしたうえで、韓日の意思疎通を強化する必要があると指摘。「緊張が高まるほど多国間主義に基づいたインド太平洋地域での協力が極めて重要だ」と述べた。