来年度予算案があす国会本会議通過 与野党が最終合意=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の2024年度(1~12月)予算を巡り与党「国民の力」と最大野党「共に民主党」は20日、院内代表と国会予算決算特別委員会幹事による会合を開き、予算案の規模と内容に合意した。21日午前の国会本会議で予算案を通過させる。

 政府は歳出総額656兆9000億ウォン(約73兆円)の予算案を国会に提出していた。与野党はこの日、政府案から4兆2000億ウォンを減額することで一致した。

 最大の争点だった研究開発(R&D)予算は、現場の研究者の雇用不安解消や次世代基幹技術研究の強化、最新・高性能の研究設備支援のため6000億ウォン純増する。

 南西部の干拓地、セマングム関連予算は入居企業の円滑な経営活動と民間投資の誘致に向け3000億ウォンを増額する方針だ。また地域振興を目的とする商品券発行の支援予算として3000億ウォンを盛り込んだ。

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