韓日 21日にソウルでハイレベル経済協議=約8年ぶり再開

【ソウル聯合ニュース】韓国の外交部は20日、日本と経済協力を話し合うハイレベル経済協議を21日にソウルで開催すると発表した。約8年ぶりの再開となる。

 今回が15回目で、韓国外交部の姜在権(カン・ジェグォン)経済外交調整官と日本外務省の小野啓一外務審議官が出席する。

 外交部は「両国の経済協力の現況を点検し、経済安全保障政策、経済分野の実質協力、地域・多国間協力など双方の関心事について議論する」と明らかにした。

 ハイレベル経済協議は1999年に始まり、両国で交互に開催されてきたが、2016年1月に東京で開かれた14回目の協議を最後に開催されていなかった。16年末に韓国・釜山の日本総領事館付近に旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が設置されたことに反発し、日本政府が開催を見送ってきた。だが、今年3月に韓国政府が徴用問題の解決策を示したことを受け両国関係が回復し、中断していた両国の対話チャンネルが相次いで再開されている。

 韓国外交部は「約8年間中断していた経済協力の対話チャンネルが再開され、未来志向の協力関係に発展していく重要な契機になると評価する」と明らかにした。

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