【ニューヨーク聯合ニュース】北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受け、国連安全保障理事会は19日、緊急会合を開催した。会合に先立ち、関係国の韓国と、米国や日本、英国など安保理理事国の9カ国は共同声明を発表し、ICBMをはじめとする北朝鮮のミサイル発射を「最も強い言葉で糾弾する」とした。
10カ国は北朝鮮の核兵器開発のほか、悪意あるサイバー活動、拉致を含む人権侵害などを挙げ、容認できないとの認識を示した。
この日の安保理会合で米国のウッド国連次席大使は、北朝鮮が「韓米の会合に対する適切な対応」と主張するなどしてICBMや短距離弾道ミサイル発射を正当化することは愚かしいと指摘した。
一方、国連のグテレス事務総長は19日、北朝鮮のICBM発射を強く非難した上で安保理決議に従い国際法を順守するよう求めた。