景福宮に落書き 10代の男女を検挙=韓国警察

【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルにある朝鮮王朝時代の王宮・景福宮の壁がスプレー塗料で落書きされた事件で、警察は19日午後、ソウル近郊の京畿道水原市で10代の男女を検挙した。逃走中だった男女の身柄をそれぞれの居住地の水原で確保したという。捜査当局が伝えた。

 警察によると、2人は16日の未明、景福宮西門・迎秋門付近の壁にスプレー塗料で「映画無料」という言葉と違法動画共有サイトを示すとみられる文字を書いた文化財保護法違反の疑いが持たれている。

 違法動画共有サイトの落書きをすれば、金をやると知人から言われ犯行に及んだとされる。

 警察は犯行の動機や共犯者の有無などについて調べる予定だ。

 一方、17日に迎秋門付近の壁に別の落書きをしたとして警察に出頭した20代の男は、調べに対し人々の興味を引くために落書きをしたという趣旨の供述をしているという。男は特定の歌手の名前とアルバムのタイトルを落書きした疑いが持たれている。

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