◇尹大統領 韓米日ミサイル情報即時共有の推進を指示
尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は18日、北朝鮮が同日午前に大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される弾道ミサイルを発射したことを受け、ミサイル警報情報の即時共有システムを活用し、韓米日の共同対応を積極的に進めるよう指示した。同システムは韓米日首脳会談で合意している。また、北朝鮮のいかなる挑発にも即時かつ圧倒的に対応するとともに、韓米の拡大抑止に関する協議体「核協議グループ(NCG)」の課題をスピーディーに進め、北朝鮮に対する拡大抑止の実行力を一層強化するよう指示した。
◇20日から「北極寒波」到来 週末まで厳しい寒さに
先週末から18日にかけ、大部分の地域で最高気温も氷点下にとどまるなど厳しい冷え込みが続いているが、19日は気温が上昇し、寒さが緩む見通しだ。しかし20日昼から週末までは再び日中も氷点下となりそうだ。20日からは欧州とウラル山脈で低気圧が発達し、冷たい空気が韓国に直接流れ込む「北極寒波」が到来すると予想される。20日から今週末の気温は先週末に比べ2~4度低く、強風が吹いて体感温度は気温を下回りそうだ。20~22日には、西海岸を中心に大雪が降ると予想される。
◇外国人就業者92万人で過去最多 過半数が30代以下
統計庁と法務部が発表した調査結果によると、今年5月時点で韓国に滞在している外国人(15歳以上)は143万人で、前年比12万9000人(9.9%)増加した。このうち就業者は8万人(9.5%)増の92万3000人だった。外国人の数と就業者数のいずれも2012年に統計を取り始めてから最も多く、増加幅も過去最大だった。年齢層別では30代が前年比3万人増の30万8000人で、全体の33.3%を占めた。15~29歳も同4万1000人増の21万4000人(23.2%)で、就業者の56.5%を30代以下が占めた。
◇薬物犯罪の検挙者数が過去5年で最多に 10代は3倍に急増
警察庁は、今年3~11月に行った薬物犯罪の集中取り締まりで計1万7152人を検挙し、このうち2379人を逮捕したと発表した。薬物犯罪により検挙された人数は過去5年で最も多く、昨年(1万2387人)に比べ38.5%増加した。年齢層別では10~30代の割合が57.6%(9873人)で半分以上を占めた。10代も1025人が検挙され、前年同期(294人)の3倍以上に増えた。