韓国 けさのニュース(12月18日)

◇北朝鮮がICBM発射 2日連続挑発

 韓国軍の合同参謀本部によると、北朝鮮は18日午前8時24分ごろ、平壌付近から朝鮮半島東の東海上に向けて弾道ミサイルを発射した。大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定されるという。北朝鮮は17日夜に平壌付近から短距離弾道ミサイル1発を発射しており、2日連続の挑発となる。

◇違法資金疑惑の最大野党前代表 きょう逮捕状審査

 ソウル中央地裁は18日、革新系最大野党「共に民主党」の宋永吉(ソン・ヨンギル)前党代表(60)の逮捕状発付の是非を判断する令状審査を行う。宋氏は党代表に選ばれた党大会を控えた2021年3~4月、計6650万ウォン(約720万円)の現金を同党の国会議員や地域本部長に渡す過程に関与した疑いが持たれている。この日の令状審査で、検察と宋氏側は逮捕の必要性を巡って法廷で激しい攻防を繰り広げる見通しだ。

◇尹大統領 近く外交・安保ライン交代へ

 尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が、近く内閣と大統領室の外交・安全保障ラインを交代することが分かった。対象は外交部長官、大統領室国家安保室長、空席となっている国家情報院長などが有力とされる。大統領室の関係者は17日、記者団に対し、今週に交代人事が実施される可能性について「あり得る」とした上で、「検証や人選手続きが終わり次第、その都度知らせる」と述べた。

◇共働きで子どもいない新婚夫婦の割合 過去最高28.7%に

 統計庁の「2022年新婚夫婦統計結果」によると、昨年の時点で婚姻届を出してから5年に満たない初婚の新婚夫婦81万5357組のうち、共働きで子どものいない夫婦は23万4066組(28.7%)を占めた。共働きで子どものいない夫婦の割合は18年に21.7%、20年に25.8%と増え続け、昨年も過去最高を更新した。このような現象は、女性の経済活動への参加が増えるなかで子どもを産まなくてもよいという認識が広がった結果と分析される。

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