国際市場調査企業「ユーロモニター・インターナショナル」が調査し、毎年発表している「旅行先として最も魅力的な世界の都市100」というランキングで、ソウルが14位に入った。昨年の26位から今年は12ランクもアップした。
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このランキングで、フランスのパリは昨年に続き今年も1位だった。続く2位はアラブ首長国連邦(UAE)のドバイ、3位はスペインのマドリードだった。以下、日本の東京、オランダのアムステルダム、ドイツのベルリン、イタリアのローマ、米ニューヨーク、スペインのバルセロナ、英ロンドンが順に4-10位となった。
東京とシンガポールに次いでアジアで3位のソウルは、大阪(16位)や香港(17位)などアジアのライバル都市はもちろん、オーストリアのウィーン(18位)、カナダのトロント(30位)、スイスのチューリッヒ(32位)など、世界の「住みやすい都市」最上位圏にランクインする都市を上回った。
日本の東京が「トップ10」に名を連ねたのは今回が初めてだ。これについて、CNNでは同日、「東京は観光インフラ改善、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連規制の緩和、円安などで10位以内に入った」と分析した。
ユーロモニターは毎年、データ専門企業ライトハウス(Lighthouse)に依頼し、57種のマトリックスを基に経済およびビジネス・パフォーマンス、観光パフォーマンス、観光インフラ、観光政策・魅力度、衛生・安全性、持続可能性という6つの調査基準で最も魅力的な100都市を選定する。調査項目ごとに順位を決め、これを総合してランキングを発表する。
イ・ヨンソン記者