【NEWSIS】ロサンゼルス・ドジャース入団を発表した大谷翔平の来年の米大リーグ(MLB)ソウル・シリーズ出場は問題がなさそうだ。
大谷は15日(韓国時間)、米カリフォルニア州ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで、ドジャース公式入団記者会見を行った。
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この記者会見で、大谷は「来年までボールを投げることはできないが、打撃には制限がないだろう」と語った。
投打の二刀流で大リーグのトップスター選手になった大谷は、ヒジの痛みにより今年9月に早々にシーズンを終えた。その後、手術を受けて現在はリハビリ中だ。
このため、来シーズンはマウンドには立てない。だが、「バッター・大谷」は開幕戦から見られる見通しだ。
大谷は「先週、ドライスイング(素振り)をした。十分に開幕に間に合うのではないかと思う。スプリングトレーニングで、しっかりゲームに入れる準備ができていれば、開幕に十分間に合うのではないかなという感じはする」と自信を見せた。
大谷が開幕戦に出場することになれば、ドジャースのユニホームを着て出場する初の公式戦は米国や日本ではなく、韓国で行われる。
野球のグローバル化を図って「ワールドツアー」を行っているMLB事務局は今年7月、ドジャースとサンディエゴ・パドレスの2024シーズン開幕戦を来年3月20日と21日にソウルで開催すると発表した。8月にはMLB調査団がソウルを訪れ、高尺スカイドームの施設を点検した。
大谷がドジャースのユニホームを着て出場する最初の試合となるであろう今回のソウル・シリーズはMLBでも大きな関心を集めている。ドジャース対パドレスの開幕戦は米スポーツチャンネルESPNを通じて全米に生中継される予定だ。
日本プロ野球を経て2018年にロサンゼルス・エンゼルス入りし、大リーグデビューを果たした大谷。今月10日にドジャースと10年・7億ドル(約1015億円)という超大型契約を結んで移籍した。
キム・ジュヒ記者