韓国 きょうのニュース(12月15日)

◇結婚に肯定的な20代女性3割下回る 若者の6割が両親と同居

 統計庁が15日発表した「韓国の社会動向2023」によると、この10年間で20~30代の若者の結婚に対する意識が否定的に変化していることが明らかになった。男性より女性、30代より20代で結婚を肯定的に捉える割合が低かった。昨年の調査で、結婚に対する考えを尋ねる質問に「必ずしなければならない」や「した方がよい」と答えた20代女性の割合は27.5%で、08年の52.9%から14年間で25.4ポイント減少した。また、昨年は19~34歳の若者世帯のうち両親と同居する未婚世帯が59.7%で最も多かった。

◇週末は寒波・大雪の予報 あすは首都圏でも雪

 今週末は韓国で寒波と大雪が予想される。16日は朝から午後まで首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)をはじめ朝鮮半島を縦断する白頭大幹西側の大半の地域で、16日夜から17日未明にかけて忠清道、全羅道、済州島で、17日の朝から夜までは全羅道の沿岸部と済州島でまとまった雪が降りそうだ。16日の最低気温は氷点下4~6度、最高気温は氷点下3~7度の予想。17日はさらに寒くなり、全国の大部分の地域で寒波注意報・警報が発令される見通しだ。最高気温も氷点下8~3度にとどまると予想される。

◇保健所の新型コロナ検査所 31日に運営終了

 保健所に設置された、新型コロナウイルスのPCR検査を実施する「選別診療所」の運営が今月いっぱいで終了する。これに伴い、一般病棟に入院する予定の患者と保護者(看病人)は自己負担でPCR検査を受けなければならない。新型コロナの感染症危機警戒レベルは6月に最も高い「深刻」から「警戒」に引き下げられた。冬の流行が落ち着くまで「警戒」を維持し、この期間は同本部と疾病管理庁の中央防疫対策本部が対応に当たる。

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