【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップは15日、全国の18歳以上の1002人を対象に12~14日実施した調査の結果、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は31%だったと発表した。前回調査(5~7日)から1ポイント下がった。不支持率は前回調査より3ポイント高い62%だった。
尹大統領の支持率は3週連続で下落した後、12月第1週は横ばいとなったが、第2週は再び小幅に低下した。支持する理由は「外交」(39%)が最も多く、「経済・国民生活」(7%)、「頑張っている・最善を尽くしている」(6%)、「全般的によくやっている」「決断力・推進力・粘り強さ」(いずれも5%)と続いた。
不支持率は4月第4週(63%)以来の高水準となった。支持しない理由は「経済・国民生活・物価」(18%)、「外交」(14%)、「全般的によくやっていない」(9%)、「独断的・一方的」(6%)、「コミュニケーション不足」(5%)の順だった。
政党支持率は保守系与党「国民の力」が36%、革新系最大野党「共に民主党」が34%で、ともに前回調査から1ポイント上昇した。革新系野党「正義党」は3%、支持政党がない無党派は24%だった。
来年4月の総選挙を見据え、首相や共に民主党代表などを務めた李洛淵(イ・ナギョン)氏が新党結成を準備していることに対し、34%が肯定的、46%が否定的な見方を示した。
今後1年間の韓国の景気について尋ねると「悪くなるだろう」が56%を占めた。18%が「良くなるだろう」、22%が「同程度だろう」と回答した。