【固城聯合ニュース】韓国のSKグループ傘下で洋上風力発電設備などを手掛けるSKオーシャンプラントは14日、日鉄エンジニアリング(東京都品川区)と長期的な協力関係構築に向け業務提携を結んだと発表した。
両社はくい式基礎(ジャケット構造)や浮体基礎の洋上風力発電支持構造物から洋上変電所まで、幅広い分野にわたり長期的なパートナーシップを構築する計画だ。
双方は2021年から洋上風力事業で協力してきた。北海道・石狩湾新港の洋上風力発電所建設事業で風車基礎構造のEPCI(設計、調達、建設、据え付け)を担当する日鉄エンジニアリングに対し、SKオーシャンプラントは基礎構造を岩盤に固定するピンパイル(くい)の供給を昨年完了した。今年1月には日鉄エンジニアリングと北九州沖の洋上風力発電所に用いられるジャケット式基礎の製作契約を結び、このほど最後の船積み分の引き渡しを終えた。