【ソウル聯合ニュース】韓国外交部の当局者は13日、米国の対ロシア制裁対象に初めて指定された韓国人について、「国内の関係当局がすでにロシア向けの違法・迂回輸出の容疑などを確認し、関連捜査を進めていると承知している」と伝えた。
米財務省の外国資産管理局(OFAC)は12日(現地時間)、ウクライナ侵攻を続けるロシアの軍需品や機械、装置の調達を支援したとして、約150の企業や個人を制裁対象に加えると発表した。制裁対象リストには韓国国籍の男(61)が含まれている。
財務省によると、この男は同省の制裁が科せられているロシア企業が韓国、日本、米国の製造業者から半導体製造技術を含む技術や装置を取得できるよう手助けしたという。この男を米国の制裁対象に指定するにあたり、韓米の関係当局は緊密に情報を共有したとされる。