【ソウル聯合ニュース】韓国の国会外交統一委員会は8日の全体会議で、北朝鮮とロシアの武器取引の中止を求め、パレスチナ・ガザ地区を実効支配する武装組織ハマスを糾弾するなどの内容を盛り込んだ5件の決議案を議決した。
北朝鮮とロシアの武器取引の中止を求める決議案は保守系与党「国民の力」の太永浩(テ・ヨンホ)国会議員らが提出した。武器取引を直ちに中止し、ロシアに対しては国連安全保障理事会による対北朝鮮制裁を履行するよう求めている。
また、ハマスを糾弾する決議案にはハマスの無差別的な民間人殺傷を非難し、拘束している民間人の解放や休戦、ガザ地区内の人道主義支援を促す内容が盛り込まれた。
米国や中国など朝鮮半島近隣国に対し、東海を「日本海」と表記する方針を変えるよう求める「東海表記要求決議案」も議決した。