韓国が世界の漫画アプリ市場をリード ピッコマが収益トップ=米報告書

【ソウル聯合ニュース】米調査会社のセンサータワーは6日発表した報告書で、韓国のプラットフォームが世界の漫画アプリ市場の成長をリードしているとの分析を示した。

 報告書によると今年1~10月に世界の図書・漫画のアプリ内購入の収益は前年同期比8%増の24億ドル(約3530億円)だった。今年通年のアプリ内購入の収益は28億ドルに上る見込みだ。

 1~10月の収益は、韓国インターネットサービス大手、カカオ傘下のカカオピッコマ(東京・港)が日本でサービスする漫画配信アプリ「ピッコマ」が約6億ドルで世界トップを占めた。

 次いで、韓国インターネットサービス大手、NAVER(ネイバー)の子会社、ネイバーウェブトゥーンの日本の系列会社であるラインデジタルフロンティア(東京・新宿)が運営する電子コミックサービス「LINEマンガ」が4億ドル、ネイバーウェブトゥーンが2億ドル、カカオ傘下のカカオエンターテインメントの漫画配信サイト「カカオページ」が1億ドルの順だった。

 漫画大国・日本の出版社、集英社の「少年ジャンプ+」は5位、講談社の「マガポケ」は6位にとどまった。

 センサータワーは、ネイバーとカカオが多様なプラットフォームを作り、国ごとに攻略方法が異なる点に注目。報告書で「カカオとネイバーウェブトゥーンは市場ごとに異なる製品を出し、韓国、米国、日本および世界の漫画アプリ市場をリードしている」と説明した。

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