【ソウル聯合ニュース】韓国で来年4月の総選挙をにらみ、与野党を問わず新党結成を模索する動きが出ている中、新党が結成された場合に支持するかどうかを有権者に尋ねたところ、「支持する考えがない」は68%、「支持する考えがある」は25%だった。聯合ニュースと聯合ニュースTVが6日、調査会社のメトリックスに依頼し2~3日に全国の18歳以上の男女1000人を対象に実施した世論調査の結果を発表した。
新党を支持する考えがあるとの回答は、世代別では30代(33%)、地域別ではソウル(27%)が最も高く、70歳以上(18%)と江原・済州(18%)が最も低かった。
現在の支持政党別に回答をみると、保守系与党「国民の力」支持層の場合は「新党を支持する」の19%に対し、「新党を支持しない」は77%だった。革新系最大野党「共に民主党」支持層は「支持する」が25%、「支持しない」が70%となった。
来春の総選挙で国民の力候補に投票するという有権者の中では、15%が「新党が結成されるなら支持する考えがある」、81%が「支持する考えがない」と回答した。共に民主党候補に投票するとした有権者は同じ質問に24%が「支持する」、70%が「支持しない」と答えた。
自身を保守的と認識する有権者の21%、中道的と認識する人の30%、革新的と認識する人の27%がそれぞれ、新党を支持すると回答した。「支持しない」は保守の74%、中道の63%、革新の69%を占めた。