【ソウル聯合ニュース】韓国の国家基幹ニュース通信社の聯合ニュースと聯合ニュースTVが6日発表した世論調査(2~3日実施)の結果によると、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の支持率は33%で前回調査(11月4~5日実施)に比べ4ポイント下落した。不支持率は60%で3ポイント上昇した。
支持率は調査を始めた5月以来最低となった。これまでの最低は9月の34.1%だった。
支持する理由では「外交・安全保障」(57%)が最も多かったが、前回調査より6ポイント下がった。次いで、「経済・国民の暮らし」「労働・労働組合」(いずれも9%)、「保健福祉」(8%)、「不動産」(4%)、「教育・文化」(3%)、「意思疎通・協治(協力の政治)」(2%)などだった。支持しない理由は「経済・国民の暮らし」(34%)が最多で、「意思疎通・協治」(21%)、「外交・安保」(17%)、「不動産」「保健福祉」「労働・労働組合」(いずれも4%)などと続いた。
政党支持率は保守系与党「国民の力」が前回調査より2ポイント下落した34%、革新系最大野党「共に民主党」が3ポイント上昇した35%となり、共に民主党が国民の力を上回った。革新系野党「正義党」は3%、「支持する政党がない」と答えたのは23%だった。
調査は調査会社メトリックスに依頼し、全国の18歳以上の1000人を対象に実施された。