【ソウル聯合ニュース】韓国文化体育観光部と韓国観光公社は5日、韓国の観光ベンチャー企業の日本進出を支援する海外観光企業支援センター(KTSC)を東京・渋谷にオープンする。
同センターはベンチャー企業のための約20席のオフィスや会議室を備え、企業のビジネス連携や市場調査、広報・マーケティングなどを包括的に支援する。航空券販売、ホテル・旅行予約などの分野でさまざまなビジネスモデルを持つ観光ベンチャー企業15社が入居する。
文化体育観光部と韓国観光公社はオープンを記念し、同日に東京都内のホテルで事業交流イベントを開催する。韓国から駐日韓国文化院や航空大手・アシアナ航空などの関係者、日本から観光庁、旅行会社のエアトリ、SBJ銀行などの関係者ら計約150人が出席する予定だ。センターに入居する15社が自社のビジネスを説明し、日本側のビジネス関係者と一対一で商談を行う。
韓国政府が海外に観光企業支援センターをオープンするのは、昨年8月のシンガポールに続き2カ所目となる。文化体育観光部は2027年までに10カ所に増やす計画にしている。