【ソウル聯合ニュース】韓国のハンファシステムが独自技術で開発した地球観測衛星が4日、地上との交信に成功した。ハンファシステムと国防部が発表した。
同衛星はこの日、3回目の打ち上げ実験に成功した国内開発の固体燃料ロケットに搭載された。
ロケットから分離した衛星は地球周回軌道に進入し、4日午後3時45分ごろ、ハンファシステムの衛星管制センターに最初の信号を送った。同5時38分ごろ、地上との双方向交信に成功した。
この衛星は小型の合成開口レーダー(SAR)衛星で、地表に向けてレーダーを照射し、反射する距離などを分析し画像化する。資源や災害、気候、環境などの監視のほか、建設·インフラ、安保分野での活用度が高いと予想される。