【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部は1日、11月の輸出額は558億ドル(約8兆2550億円)で前年同月比7.8%増加したと発表した。主力品目の半導体が1年4カ月ぶりに前年同月比プラスに転じた。
半導体と中国向けの輸出が振るわず、輸出額は昨年10月から今年9月まで12カ月連続して前年同月比で減少していた。1月には463億ドルに落ち込んだが、次第に持ち直し、10月は13カ月ぶりに前年同月比プラスに転じたのに続き11月も増加した。輸出額(558億ドル)も今年の単月としては最大となった。
輸出は半導体を中心に回復に向かい始めている。低迷していた半導体の輸出額が11月は95億ドルと、前年同月比12.9%伸びた。
11月の輸入額は520億ドルで前年同月比11.6%減少した。輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は38億ドルの黒字。6月から6カ月連続の黒字で、黒字幅も2021年9月以来2年2カ月ぶりの高水準となった。