飲酒運転を集中取り締まり 12月1日から2カ月間=韓国警察

【ソウル聯合ニュース】韓国の警察庁は30日、年末年始は忘年会や新年会などで飲酒の機会が増えるとし、12月1日から来年1月31日まで飲酒運転に対する集中取り締まりを実施すると発表した。

 今年の飲酒運転による死亡事故は木曜日に最も多く発生している。警察庁は集中取り締まり期間中、毎週木曜日に全国一斉の取り締まりを行い、主要市・道の警察庁も週2回以上実施する計画だ。時間帯や場所は随時変更する。

 警察庁によると、今年は10月末までに飲酒運転による交通事故が1万101件発生し、95人が死亡、1万5868人がけがを負った。

 昨年同期の飲酒運転事故1万2273件、死者178人、負傷者1万9683人に比べると今年は大幅に減ったが、警察は年末年始の飲酒運転増加を警戒している。

 警察庁関係者は「飲酒運転は他の人の生命や家庭まで壊しかねない犯罪行為」とし、政府を挙げて強力な対応を続け、必ず根絶すると強調した。

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