10月の訪韓外国人123万人 今年1千万人達成の見通し

【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社が29日発表した統計によると、10月に韓国を訪問した外国人観光客は123万人で、前年同月の約2.6倍に増えた。

 単月の訪韓客数は今年7月に新型コロナウイルス流行後で初めて100万人を超え、4カ月連続で100万人を上回っている。10月の訪韓客数は今年最多を記録した。

 10月の訪韓客を国・地域別にみると、日本からの観光客が25万5000人で最も多かった。次いで中国(24万9000人)、米国(11万6000人)、台湾(9万7000人)、タイ(4万6000人)、ベトナム(4万6000人)、フィリピン(4万3000人)、香港(4万1000人)などと続いた。

 今年1~10月の訪韓客数は累計888万人で、前年同期の約4倍となった。新型コロナ流行前の2019年同期の61%水準だ。

 国・地域別では日本からの観光客が184万人で最多となり、次いで中国が154万人、米国が91万人、台湾が79万人の順。今年の訪韓客数は政府目標の1000万人を無難に達成すると予想される。

 一方、10月に海外に出国した韓国人旅行客は204万人で、前年同月の約2.6倍となった。19年同月の95%水準を回復した。

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