【NEWSIS】ある女子高生が中年男性教諭に食ってかかる様子が写っている動画がインターネット上に拡散されて物議を醸している中、当事者の女子高生を名乗る人物が釈明した。この動画は昨年3月に撮影されたとのことだ。
【写真】「私、よそ様の大事な娘なんですけど」 男性教諭に食ってかかる女子生徒
動画に写っている女子生徒だと名乗る人物は26日、ネット・コミュニティー・サイトなどで、「動画で被害を受けた先生に頭を下げておわびします。私の不用意な行動によって被害を受けた○○高校の生徒たち、そして先生方にもおわびしたいです」と謝罪文を投稿した。
この人物はまた、事実ではなく憶測まじりのコメントが飛び交っているため、これを正そうと思い投稿したとして、「あの動画に出てくる私の姿は断片的な部分です」「あの件があった後、すぐその翌日に動画の先生の所へ行き、頭を下げて謝罪しました」と説明した。
さらに、この人物は例の件以降、周囲の人々にもはっきりと分かるくらい一生懸命に学校生活に励み、以前とは違う姿を教諭たちに見せようと努力したとも書いた。自主退学した理由については「退学になる恐れがあったからではなく、進路のために選択しました」と説明した。
その上で、「父と同年代にあたる方にあまりにも軽率で失礼な振る舞いをしたこと、今回の件であらためて私の過去を振り返ってみると、本当に恥ずかしいことだと自覚するようになりました。一生、心にとどめて生きていこうと思います」としている。
これは、ネットの複数のコミュニティー・サイトで22日、「先生に食ってかかる女子高生」と題する動画が拡散されたもので、動画には、学校の廊下で中年ぐらいの男性教諭と生徒が言い争う様子が収められている。
ネット・コミュニティー・サイトに掲載された動画の説明によると、女子高生は授業中に売店に行こうとして教諭に見つかったという。教諭は生徒を止めようとしてカバンをつかんだところ、かばんに絡まった髪の毛を誤って一緒につかんでしまい、言い争いに発展したものとみられている。
パク・イェジン記者