薬物使用疑いの俳優イ・ソンギュン 2回目の精密鑑定でも陰性

【仁川聯合ニュース】違法薬物使用の疑いが持たれている韓国の俳優イ・ソンギュンさん(48)の体毛精密鑑定で陰性反応が出たことが24日、分かった。国立科学捜査研究院が鑑定結果を仁川警察庁に伝えた。

 これに先立ち、イさんは尿の簡易検査と、毛髪などを使った1回目の精密鑑定で「陰性」と判定された。警察は先週、イさんの体毛を追加で採取し、国立科学捜査研究院に2回目の精密鑑定を依頼していた。

 イさんは今年、遊興施設従業員の女の自宅で複数の違法薬物を使用した疑いが持たれている。女は薬物使用などの前科があり、今年3~8月に薬物を使用したとして起訴された。

 イさんは今月初め、警察の取り調べに「女にだまされた」「麻薬だとは知らなかった」などと主張した。

 仁川警察庁は芸能人とその周辺の違法薬物使用の関与を巡り、現在イさんと音楽グループBIGBANG(ビッグバン)のG-DRAGON(ジードラゴン)さん(35)を含め10人を調べている。

 このうち警察が容疑を固め、送検したのは遊興施設従業員の女のみだ。

 G-DRAGONさんも簡易検査に続き、毛髪と爪の精密鑑定で陰性と判定された。

 警察関係者は、イさんを追加で取り調べる予定があるかはまだ明らかにできないとして、捜査を続けていると説明した。

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