「私、よそ様の大事な娘なんですけど」 男性教諭に食ってかかる韓国ミニスカJK動画が波紋

 この言い合いは、教諭が「そっくりそのまま委員会(教権保護委員会)に報告するから、覚えてろ」とその場を離れて一段落する。しかし、その瞬間も女子生徒は教諭の背中に向かって「どうぞ委員会に報告してください」と嫌味っぽく言い放つ。

 この言い合いが起きている間に何人かの生徒がそばを通り過ぎたが、女子生徒を止める生徒はいなかった。教諭と生徒の言い争いを撮影したとみられる別の女子生徒は、この様子を面白がってクスクスと笑っていた。

 インターネット上では、教育の場での教権(教員としての権威・権力)失墜問題が再び論争になった。ネットユーザーらは「先生も誰かの大切な息子だし、尊敬される父親だろうに」「いくら教権が失墜したとはいえ、これはあまりにひどいのでは」「食ってかかる生徒よりも、その様子を笑いながら撮影していることの方が驚きだ。全体的に問題だらけ」などの反応を見せた。

 確認した結果、この騒動は昨年3月に京畿道の特性化高校(特定分野の人材や専門職人材の育成を目指す高校)で起きた。管轄の教育庁(教育委員会に相当)関係者は、チョソン・ドットコムの取材に対し「昨年起きた騒動だが、今年になって突然動画が拡散された」「動画を撮影した生徒と動画に登場する生徒は二人とも自己都合で既に退学している」と話した。さらに「学校側によると、問題の女子生徒は騒動の後、先生と和解して学校生活を順調に送っていたが、結局学校を辞めた」「逆に現在は、動画の中の先生に申し訳ないと言っている」と説明した。

 しかし、動画が1年以上過ぎた今になって拡散され、SNS(交流サイト)ではこの特性化高校の関係者とみられる匿名アカウントに「一生恥をかいて暮らせ」などと女子生徒を非難する書き込みも続いている。

パク・ソンミン記者

【写真】男性教諭に食ってかかるミニスカ女子高生

前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • 「私、よそ様の大事な娘なんですけど」 男性教諭に食ってかかる韓国ミニスカJK動画が波紋
  • 「私、よそ様の大事な娘なんですけど」 男性教諭に食ってかかる韓国ミニスカJK動画が波紋

right

あわせて読みたい