北朝鮮の偵察衛星打ち上げに備えNSC開催 防衛体制を強化=韓国

【ソウル聯合ニュース】韓国の大統領室は20日午前、北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げの動向を点検するため、趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長主宰の国家安全保障会議(NSC)常任委員会を開催した。

 大統領室によると、NSCでは尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の英国とフランス訪問を控え、北朝鮮の衛星打ち上げなどの挑発の可能性や対応について議論。北朝鮮の挑発に実効的かつ即時に対応できるよう軍の防衛体制を強化することを確認した。また、北朝鮮の挑発の可能性に備え、韓米・韓米日と連携し必要な措置を取ることにした。

 NSCには朴振(パク・ジン)外交部長官や申源湜(シン・ウォンシク)国防部長官、情報機関・国家情報院(国情院)の金奎顕(キム・ギュヒョン)院長らが出席した。

 申氏は19日、テレビ番組に出演し、北朝鮮が今週中にも偵察衛星打ち上げを強行するとの見方を示した。

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