米国務長官 2日間の訪韓を終え出国

【ソウル聯合ニュース】約2年8カ月ぶりに韓国を訪問した米国のブリンケン国務長官が9日午後、2日間の訪韓日程を終え出国した。

 8日夜に韓国入りしたブリンケン氏は9日午前、在韓米国大使館の職員らと面会した後、韓国の趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領と相次いで面会した。

 午後には、ソウルの外交部庁舎で朴振(パク・ジン)外交部長官と約1時間にわたり会談し、会談後に共同記者会見を行った。

 ブリンケン氏と朴氏は会見で、堅固な韓米同盟を改めて確認する一方、北朝鮮とロシアの軍事協力に対する懸念と同問題対応への意思、北朝鮮問題における中国の役割、人道的な目的でのイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦の必要性などについて触れ、両国の認識が一致していることを示した。

 昨年5月に尹政権が発足してからブリンケン氏が来韓したのは今回が初めて。前回は21年3月に開かれた韓米外交・国防閣僚会議(2プラス2)のため来韓した。

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