【世宗聯合ニュース】韓国産業通商資源部と韓国電力公社は8日、産業用電気料金(大容量使用者向け)を9日から1キロワット時(kWh)あたり平均10.6ウォン(約1円)値上げすると発表した。住宅用と小規模事業者・中小企業用の電気料金は負担を考慮して据え置きとする。
韓国電力公社は2021年以降の累積赤字が47兆ウォン、今年上半期現在の負債が201兆ウォンに達しており、その根本的な解決策として電気料金の値上げがたびたび取り沙汰されてきた。
政府は当初、今年必要な値上げ幅を1kWhあたり51.6ウォンと見積もったが、1~3月期と4~6月期を合わせた値上げ幅は同21.1ウォンにとどまっていた。