9月の訪韓外国人109.8万人 3カ月連続100万人超

【ソウル聯合ニュース】韓国観光公社が30日発表した統計によると、9月に韓国を訪問した外国人観光客は約109万8000人で、前年同月の約3.3倍に増えた。これは新型コロナウイルスの流行前だった2019年同月の75%にあたり、月別では最も高い回復率を記録した。

 訪韓客数は今年7月、新型コロナ禍以降で初めて月間100万人を超え、先月まで3カ月連続で100万人を上回っている。

 9月の訪韓客を国・地域別にみると、中国からの観光客が約26万4000人で最も多かった。観光公社の関係者は、中国で中秋節と国慶節(建国記念日)による大型連休があり、今年に入り最も多い訪問者数になったと説明した。

 2位は日本人客で約25万人だった。19年同月比で99.6%回復したが、この年は日本の対韓輸出規制の影響で日本人客が少なかったことを考慮する必要があるという。この輸出規制をきかっけに韓日関係は悪化した。

 次いで米国が約9万7000人、台湾が約9万2000人だった。

 9月に海外に出国した韓国人旅行客は約201万7000人で、前年同月の約3.3倍に上った。19年9月比で98%と、訪韓客を上回るペースで回復している。

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