韓日中が11月に外相会談 首脳会談の開催議論へ=韓国高官

【ソウル聯合ニュース】韓国の趙太庸(チョ・テヨン)国家安保室長は26日、テレビ番組に出演し、韓日中首脳会談の開催を議論するため11月に3カ国の外相会談が開かれると明らかにした。外相会談で「首脳会談の時期や議題を議論する」と述べた。

 3カ国は外相会談を11月26日前後に韓国・釜山で開く方向で最終調整に入ったもようだ。

 趙氏は3カ国首脳会談について、「この4年間開かれなかった。主に中国が(会談を)やらないとしていた」としたうえで、「ところが8月、中国が態度を変え、(会談を)行う方向で話し合いたいと言ってきた」と説明。年内開催の可能性に関しては、「年を越える可能性もある」との認識を示した。

 11月中旬に米国で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、韓中首脳会談が開催される可能性に関しては、中国の習近平国家主席の出席を前提に「昨年のG20(主要20カ国・地域)首脳会議で両首脳が対面したため、今回も条件が合えば対面できると思う」と述べた。

 北朝鮮が10月に行うと表明した軍事偵察衛星の3回目の打ち上げを巡っては、「今月中に打ち上げるのは容易ではなさそうだが、いずれ打ち上げると思う」と述べた。

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